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新時代を象徴するオールスイート船が2028年にデビュー

ラグジュアリークルーズブランドのクリスタルは、2028年に就航する新造客船「クリスタル・グレース(Crystal Grace)」の詳細を発表しました。ブランドにとって25年ぶりとなる外洋航路向けの新造船であり、クリスタルが長年培ってきた洗練されたホスピタリティと、現代のラグジュアリートラベラーが求める快適性を融合させた次世代のフラッグシップとして注目を集めています。
2028年5月の引き渡し後、プレビュー航海を経て、同年6月11日に処女航海へ出航予定のクリスタル・グレース。船名に冠された“Grace(優雅さ)”には、クリスタルならではの洗練された美意識や心地よい船内体験、そして世界中の美しい寄港地を優雅に巡る旅への想いが込められています。
総トン数61,800トン、乗客定員650名という規模でありながら、広々とした空間設計と高い乗務員比率を実現。クリスタルが30年以上にわたり高い評価を受けてきたパーソナルサービスをさらに進化させる一隻として期待されています。また、陸上での体験についても、同じA&Kトラベルグループ傘下のアバクロンビー&ケントが世界各地で特別な寄港地プログラムを提供し、船上と陸上の双方で上質な旅を実現します。

全337室がスイート仕様
より広く、より快適になった客室空間

クリスタル・グレース最大の特徴の一つが、全337室がスイート仕様で、すべての客室にプライベートベランダを備えていることです。船内のスイートは、船舶設計を手掛けるGEMと、ミラノを拠点とするデザインスタジオStudio Ibsenによって設計されました。クリスタルが長年培ってきたエレガンスと機能性を継承しながら、現代的なライフスタイルに合わせて進化した空間が特徴です。
もっとも客室数の多い「アクアマリン・ベランダ・スイート」でも約30㎡の広さを確保し、ゆったりとしたリビングスペースとベランダを備えています。さらに上位カテゴリーでは独立したリビングルームやダイニングスペース、広々としたウォークインクローゼットなどを配置し、長期滞在でも快適に過ごせる設計となっています。
特に注目されるのが、一部のスイートカテゴリーに採用されたクリスタル史上初の「ラップアラウンドベランダ」です。船体のコーナー部分を活かした開放感あふれる設計により、これまで以上に海との一体感を味わうことができます。
また、収納スペースの大幅な拡充も特徴の一つです。世界一周クルーズや長期航海を想定し、荷物を無理なく収納できる設計を実現。使い勝手の良さと美しいデザインを両立させています。
全カテゴリーに専属バトラーサービスが付帯するのもクリスタルならではの魅力です。乗船中はゲスト一人ひとりの好みに合わせたきめ細かなサービスを受けることができ、ジェスルム1870の高級リネンや厳選されたピローメニューなど、快適な滞在を支える設備も充実しています。

ブランド初となるオーナーズ・スイート
海上のラグジュアリーレジデンス

クリスタル・グレースでは、ブランドの歴史上初となる「オーナーズ・スイート」が導入されます。
約181㎡の室内空間に加え、約182㎡もの広大なプライベートベランダを備えるこのスイートは、まさに海上の高級邸宅と呼ぶにふさわしい存在です。総面積は一般的な都市型高級マンションを上回る規模となり、船上でありながら陸上のラグジュアリーレジデンスのような暮らしを実現します。
室内には暖炉や書斎を備えたリビングルームをはじめ、パノラマオーシャンビューを楽しめるダイニングエリア、バトラーズパントリー、専用バーサービスを完備。インテリアにはウォールナット材や特注家具、ブランドカラーを象徴するターコイズクォーツァイトなど上質な素材が採用されています。
マスターベッドルームには大型ウォークインクローゼットを設置し、大理石で仕上げられたバスルームには独立型ジャグジーを備えています。さらにプライベートベランダにはジャグジー、シャワー、屋外ダイニングスペースを配置し、海を眺めながら特別な時間を過ごすことができます。
また、オーナーズ・スイートには最新のHi-Fiエンターテインメントシステムやテクノジムの高級フィットネスバイクも導入される予定で、快適性だけでなくウェルネスやエンターテインメントの面でも最高水準の体験を提供します。
クリスタルは、このオーナーズ・スイートを通じて「船室」の概念を超えた新しい船上生活を提案しようとしています。

世界トップクラスのパートナーが集結
進化する美食体験

クリスタル・グレースでは、ラグジュアリークルーズに欠かせない美食体験もさらに進化します。
船内にはクリスタルを代表する3つのスペシャリティダイニングが用意され、それぞれ世界的に著名なシェフやブランドとのパートナーシップによって運営されます。
まず注目したいのが、日本人シェフのノブ・マツヒサ氏とのコラボレーションによる「ウミ・ウマ」です。日本料理とペルー料理を融合させたノブスタイルの料理を提供し、名物の黒タラの味噌焼きや寿司、シーフード料理などを楽しむことができます。店内には天井まで広がるガラスウォールが設けられ、遮るもののないオーシャンビューとともに食事を味わえるのが魅力です。
続いて、ミシュラン三つ星シェフのマッシミリアーノ・アラジモ氏が手掛ける「オステリア・ドヴィディオ」。イタリア各地の伝統と革新を融合した料理を提供し、シグネチャーディッシュやヴェネツィア風のメニューを堪能できます。広々とした屋外テラス席も設けられ、海風を感じながら本格イタリア料理を楽しめます。
さらに、世界の主要都市で人気を集めるモダンステーキハウス「ビーフバー」も登場します。厳選された高品質の肉を使用し、洗練された空間で提供される料理は、肉料理ファンを魅了することでしょう。オステリア・ドヴィディオと隣接して配置され、両レストランをつなぐ共有バーも設けられます。
今回の新造船では、これらのレストランに新たな屋外ダイニングスペースが導入されることも大きな特徴です。海を間近に感じながら食事を楽しめる開放的な環境は、クルーズならではの魅力をさらに高めてくれるでしょう。

クリスタルの新章を象徴する一隻

クリスタル・グレースは、ブランドにとって25年ぶりの新造外洋客船であると同時に、クリスタルの未来を象徴する存在でもあります。オールスイート仕様の客室、ブランド初のオーナーズ・スイート、そして世界的パートナーとのコラボレーションによる美食体験など、あらゆる面でラグジュアリークルーズの新たな基準を打ち立てようとしています。
2028年6月のデビューに向けて、今後は新たなスイートカテゴリーやサービス、航路などの詳細も順次発表される予定です。クリスタル・グレースがどのような新しい船旅を提案するのか、今後の続報にも期待が高まります。

クリスタル・グレースの詳細についてはこちらから

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