フォーシーズンズ I の歴史的な節目
フォーシーズンズヨットがブランドにとって初となる進水式をイタリアのフィンカンティエリ造船所で祝いました。
1年後の2026年1月からの就航を前に、1月23日に行われた進水式では造船において重要なステップを無事に終え、ゲストを迎え入れるための準備が更に進んだことになります。
初の進水式を迎えたことで、フォーシーズンズヨットの第1隻目となるフォーシーズンズIの外装デザインの完成という歴史的な節目を祝いました。フォーシーズンズヨットがお届けする比類なき体験の幕開けが更に近づきました。この進水式は、昨年末に行われたスチールカットとキールレイヤリングに続くもので、船舶建造の旅の中で重要なマイルストーンを記念します。船の完成と進捗を祝うとともに、1年後の処女航海への期待と誇りを高める機会となりました。

写真提供:フィンカンティエリ
造船所の職人、エンジニア、リーダーたちが出席した進水式は、フォーシーズンズ I が地域社会と海運業界にもたらす文化的な意義を象徴し、フォーシーズンズヨットの実現に向けて何百人もの従業員が捧げてきた情熱の結晶を称えるものでした。この進水式は同時に、革新的なデザインによって生み出されたラグジュアリー・ヨットが、ヨット業界に変革をもたらす未来へと進む準備が整ったことを示しています。
風光明媚なイタリアのアンコーナに位置するフィンカンティエリ造船所で開催された進水式では、フィンカンティエリ造船所のディレクターのジルベルト・トバルディ氏がスピーチを行い、その後、カナダ、アメリカ、イタリアの国歌が海に響き渡りました。さらに、MHCHのオーナー兼エグゼクティブチェアであり、フォート・パートナーズの創設者兼CEOであるナディム・アシ氏と、フィンカンティエリのCEO兼マネージングディレクターであるピエロベルト・フォルジエロ氏が登壇し、熟練の職人たちへの感謝の言葉を述べました。
「この素晴らしい節目を迎えられたのは、フォーシーズンズ I の建造に携わったすべての方々の努力、献身、卓越した職人技のおかげです。本日ご参列の皆さまを代表して申し上げると、この歴史的瞬間をともに目の当たりにできることは大変光栄です。そして、この壮大な船が2026年1月にデビューするまでの1年間の正式なカウントダウンを、この上ない形でスタートできたことを誇りに思います。この船は、あらゆる想像を超えて、海上ラグジュアリーを再定義することでしょう。」とアシ氏は語りました。

写真提供:ロレダナ・チェラーノ
フォーシーズンズ I のシグネチャースイートには、床から天井まで広がるオーシャンビュー、ウォークインクローゼット、広々としたプライベートテラスと専用のスプラッシュプール、最高の寛ぎをもたらす家具類、滞在を最大限に満喫できる広大な空間が備わっています。
「すべての空間に、美しく、禅のような落ち着きと、直感的で理にかなったデザインを取り入れることが非常に重要でした」と、ティルバーグ・デザイン・オブ・スウェーデンのパートナー兼エグゼクティブディレクターであるフレドリック・ヨハンソン氏が船の内装デザインについて語りました。各スイートは業界最高の広さを誇り、1人当たりの居住空間は業界標準より50%広くなっています。また、66フィート(約20メートル)のプールも設置され、フォーシーズンズならではのラウンジ体験を提供します。

写真提供:フィンカンティエリ
ここからの1年間は、この船の処女航海(2026年1月)に向けたさらなる発表が予定されており、フォーシーズンズ I の全貌が明らかになる旅が続きます。これはフォーシーズンズヨットにとって、新たな特別な章の始まりです。ゲストを迎え入れ、洋上のラグジュアリーの概念が再構築される日がいよいよ近づいています。