海上におけるラグジュアリーの再定義:フォーシーズンズヨットのデビュー
伝統的なホスピタリティと世界最高峰の造船技術を融合させたフォーシーズンズヨットは、処女航海に乗り出すとともに、ヨットの旅の在り方を一新します。

2026年3月20日カナダ、トロント
本日、フォーシーズンズヨットの記念すべき1隻目、「フォーシーズンズI」が地中海での処女航海に出航し、フォーシーズンズならではのおもてなしを究極のラグジュアリー旅行という新たな領域へと導きます。ゲストのためにゼロから設計され、あらゆる面でゲストを中心に据えたこのヨットは、フォーシーズンズの伝説的なサービスを初めて海上でも提供します。
洋上のライフスタイルがもたらすロマンに着想を得て誕生した「フォーシーズンズI」は 、プライベートヨットならではの特別感と自由さに、フォーシーズンズならではのパーソナライズされたサービスと体験、卓越した料理、統合的なウェルネスプログラム、厳選されたアートとデザインを融合させ、親密で洗練された洋上の空間の中で現代のヨットライフを再定義します。広々としたテラスとプライベートプランジプールを備えたレジデンススタイルのスイートは、ゆったりとした空間とプライバシーを提供し、限られた港やヨット専用ハーバーへのアクセスにより、これまでにない新たな海の旅の基準を打ち立てます。
「今日のラグジュアリートラベラーは、何よりも時間、信頼、そして本物であることを重視しています」と、フォーシーズンズヨットの共同オーナー兼運営会社であるマーク・アンリ クルーズホールディングス社のCEO、ベン・トロッド氏は語ります。「お客様がフォーシーズンズに寄せてくださる信頼には、そのまま卓越性への高い期待でもあります。フォーシーズンズヨットでは、ラグジュアリー・ホスピタリティにおけるグローバルスタンダードと、定評のある海事分野でのリーダーシップを融合させることでその期待に応え、お客様に全く新しい視点から世界を探求していただく機会を提供します。」
2026年3月20日に出航した初航海は、フォーシーズンズにとって象徴的な意味を持ちます。この日はフォーシーズンズ創業65周年、そして1961年の春分の日に同社初のホテルがオープンした記念日と重なるのです。この節目は、フォーシーズンズが長年にわたり築き上げてきた卓越した伝統を祝うとともに、フォーシーズンズが陸と空で世界的に認められてきたホスピタリティを海へと広げる、新たな章の始まりを告げるものです。この重要な伝統を称え、フォーシーズンズ創業者兼会長のイサド-ル・シャープ氏とその妻ロザリー・シャープ氏が「フォーシーズンズI」のゴッドペアレンツに任命されました。これは、船が初航海に出る際に行われる由緒ある開示の慣習を祝うものです。
「フォーシーズンズヨットは、65年前に最初のフォーシーズンズ・ホテルが開業したのと同じ日にデビューします。この節目は、当社の歩みを祝うとともに輝かしい未来を見据える私たちにとって、より一層意義深いものとなります」と、フォーシーズンズの社長兼最高経営責任者であるアレハンドロ・レイナルは述べています。「フォーシーズンズヨットは、当社が築き上げてきた先駆的な精神を受け継ぎ、陸上でお客様にご提供してきた真心のこもったおもてなし、卓越したサービス、そして特別なひとときを同様に体現してまいります。海という新たな舞台で当社のブランドを表現し、ゲストの皆様に全く新しい地平を開くことを誇りに思います。」

フォーシーズンズIの卓越したデザイン
全長207メートル(679フィート)を誇る「フォーシーズンズI」は、ヨット体験を格上げする、まるで邸宅のような空間をイメージして設計されました。そのデザインは、ヨットの黄金時代を彷彿とさせ、伝説的なスーパーヨット「クリスティーナO」からインスピレーションを得つつ、現代的な視点で再解釈されています。わずか95室の広々としたスイートのみを配置し、すべてにゆとりのある屋内・屋外リビングスペースを備え、内側キャビンを設けず細部にまでこだわり設計されており、ゲスト1名につきスタッフ1名という徹底した配慮のもと、海上では滅多に味わえないレベルのパーソナルな快適さを実現しています。スウェーデンのティルバーグ・デザインによる先見性あふれるデザイン、マーティン・ブルドニツキ・デザインスタジオによるソーシャルスペース、プロスペル・アスリーヌによるクリエイティブディレクション、そしてフィンカンティエリによる建造が、船舶デザインの新たな基準を確立しています。これらの要素が融合し、フォーシーズンズヨットは唯一無二の存在となっています。
このヨットは、周囲の環境を主役とした、光あふれる開放的な空間を最優先に設計されています。床から天井まで届く窓、広々としたテラス、そして巧みに統合された屋外要素が、室内と海との境界を曖昧にしています。
ヨットの中でも特に優れた客室の一つである、約929平方メートル(10,000平方フィート)のファンネルスイートは、船首側に位置し、息を呑むような壮大なパノラマビューを堪能できます。反対側には、約743平方メートル(8,000平方フィート)のロフトスイートがあり、船尾側に広々としたテラスを備えています。
洋上で味わう極上の美食
「フォーシーズンズI」は、洗練された地中海風シーフードから、アットホームな雰囲気の中で味わうおまかせ料理まで、11の個性豊かなレストランとラウンジを備え、その卓越した料理の芸術性により美食の旅へと誘います。どのレストランも、職人技と地元産・旬の食材へのこだわりを貫いています。
船内サービスの目玉となる「セドナ」では、フォーシーズンズ系列のミシュラン星付きレストランから、クリスチャン・ル・スケール氏(パリ、フォーシーズンズ・ホテル ジョルジュV、ル・サンク)、ルカ・ピスカッツィ氏(アテネ、ペラゴス)、ギヨーム・ガリオ氏(香港、カプリス)、ヨリック・ティエシュ氏(カップ・フェラ、ル・キャップ)、パオロ・ラヴェッツィーニ氏(フィレンツェ、イル・パラージオ)など、才能あふれるシェフが入れ替わりで登場する、シグネチャーシェフ・イン・レジデンス・シリーズが展開されます。これらの期間限定の取り組みでは、没入型のテイスティングメニューや唯一無二のダイニング体験を提供し、それぞれの食事をその土地、職人技、文化を称える祭典へと昇華させます。この卓越した料理への継続的な投資は、ヨット業界において前例のない取り組みであり、「フォーシーズンズI」を単に優れたダイニングを提供する船舶としてではなく、海上の真の美食のプラットフォームとして位置づけています。
食の体験はレストランにとどまらず、船上での日々のリズムを形作るために綿密に設計された数々のソーシャルスペースにも広がっています。中でも、ホライゾン・バーと洗練されたバー・オーは、ヨットのフード&ビバレッジプログラムの自然な延長線上にあると言えるでしょう。広大な海の景色を望むホライゾン・バーは、専用のプランジプールと印象的なオープンエアのデザインが特徴で、日中の集いにふさわしいリラックスした空間を提供します。一方、バー・オーは、クラフトカクテルや希少なスピリッツに特化した、より親密でデザイン性の高いラウンジで、エレガントな雰囲気の中でゲストがナイトキャップを楽しみながらくつろげる空間を提供しています。

五行思想に基づくウェルネス体験
フォーシーズンズヨットの旅は、ウェルネス体験のあらゆる側面に深く根ざしており、その中心となるのがロセアーナです。五行思想に基づき、海の癒しの力に着想を得たこのスパでは、ハマムやサウナ、アロマティックスチーム、コールドセラピーを備えたサーマルサーキットなど、極上のトリートメントとアメニティを提供しています。さらに、クライオセラピー、赤外線セラピーベッド、ハイドロセラピー、そして旅の途中からその後まで、心身の回復と健康維持をサポートする高度なリカバリートリートメントなど、革新的なトリートメントもご用意しています。
プログラムは自然の要素と世界各地のウェルビーイングの伝統を取り入れ、ヨットのデッキでのサンライズヨガや瞑想、プライベートな呼吸法セッション、パーソナルフィットネストレーニング、ガイド付きマインドフルネスの実践など、様々な体験を通して、ゲストの皆様にホリスティックなリラクゼーションとリフレッシュの機会を提供します。スパに併設された専用のリフレクションラウンジは、休息と瞑想のための静かな空間を提供し、オーダーメイドのウェルネスメニューと料理は、幅広い食事の好みや栄養目標に対応しています。これらのサービスは、海上でのウェルビーイングに対する深く考え抜かれたビジョンを反映しており、回復、長寿、そして意識的な生き方を重視するヨットのゲストのニーズに合致しています。
トランスバースマリーナのご紹介
マリーナ・デイは、静かで人里離れた海域を探索する時間を設けることで、航海体験をさらに充実させます。船体の両側に広がるトランスバースマリーナは、海へ直接アクセスできるプライベートな隠れ家へと変貌し、ウォータースポーツや厳選されたレクリエーションプログラムをお楽しみいただけます。この規模とデザインを兼ね備えた設備は海上では極めて稀であり、世界でも数少ない、海への直接的で没入感のあるアクセスを提供するヨットの一つとなっています。
船上での時間に加えて、各クルーズでは、ゲスト一人ひとりの興味に合わせて丁寧に企画された、オーダーメイドのショア&シーエクスペリエンスが旅を彩ります。カップル、ご家族、グループなど、あらゆるゲストのニーズにお応えします。あらかじめ決められたツアーではなく、フォーシーズンズヨットエクスペリエンスの専任チームが、個々の情熱を反映した旅程を事前にカスタマイズします。人里離れた海岸探検やプライベートな文化体験、憧れのレストランの予約、そして各寄港地の魅力を存分に味わえるオーダーメイドのアドベンチャーまで、多彩なアクティビティを提供します。
就航初年度、「フォーシーズンズI」の地中海クルーズでは、象徴的な港と人里離れた沿岸の秘境を巡る旅が提供されます。サントロペのような歴史ある街、ボドルムのような人気の観光地、イドラ島やモンテネグロのようなあまり知られていない港、そしてギリシャ諸島やクロアチア沿岸を巡るクルーズなど、見どころ満載です。就航初年度には、52回の航海で32のクルーズを実施し、夏は地中海、冬はカリブ海とバハマ諸島の30以上の国と地域にある130の異なる目的地を巡ります。この就航シーズンは、長期的なグローバルビジョンの幕開けを告げるものであり、今後数年間でさらなる航路や船舶の追加が計画されています。
フォーシーズンズヨットについて

このプロジェクトは、ラグジュアリー・ヨット運営会社であるマーク・アンリ クルーズホールディングス社(フォーシーズンズヨットの共同オーナー兼運営会社)と、名高いイタリアの造船会社フィンカンティエリ社、そしてフォーシーズンズのラグジュアリー・ホスピタリティにおけるリーダーシップが融合し実現したものです。全室スイートのレジデンススタイルの客室を備えた「フォーシーズンズ I」は、フォーシーズンズヨットフリートの旗艦として、洋上におけるラグジュアリーの新たな基準を打ち立てます。このヨットの特筆すべき特徴としては、927平方メートル(9,975平方フィート)のファンネルスイートに設けられた、床から天井までを覆う象徴的な湾曲したガラス窓モジュールが挙げられます。これは海上で最大の一枚ガラスパネルで構成されており、さらに船内には特注のトランスバースマリーナが設けられ、船の左舷から右舷にかけて広大な開口部が広がっています。2隻目のフォーシーズンズヨット「フォーシーズンズII」は、2027年に就航予定です。